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2月11日[木・祝]−21日「予見する人工物」”Artifacts Predict the Future”

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2月11日より原宿ブロックハウスにて、B1と4Fの2つのスペースが映像と音声によりつなぎます。
映像の始原に向かうことにより、映像が未来を映し出すのが見えてくる。

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「予見する人工物」”Artifacts Predict the Future”
会期:2016年2月11日[木・祝]−21日[日]12:00–20:00
February 11th[Thu/National Holiday]—21st[Sun] 2016 12:00-20:00
会場:BLOCKHOUSE B1 and 4F
Entrance Free 入場無料
■Opening Party February 14th[Sun] 19:30-21:00
■Closing Party February 21st[Sun] 20:00-21:30
作家:西山修平 Shuhei NISHIYAMA
韓成南 Sung Nam HAN

IAFT15/16 予見する人工物 Artifacts Predict the Future

映像という人工物は、未来を予見する。過去により現在に生み出され、すぐに過去へ消えていく時間には、すでに未来が含まれているのだから。

ブロックハウスの2つの離れた展示スペースが映像により結びつく。天井からプロジェクションすることにより、4階から地下1階の様子を、まるで井戸を覗き込むように見る事が可能になる。ビル全体が一体化した映像空間になる中で、西山修平は、映像を光に解体し、空間的に撒き散らしながら、そこに現れる時間の層を可視化する。韓成南は、映像、音声、アクターを上下左右に配置させることで、中心点を偏在させるArt Performanceを2日間行い、また、モデルを人工物化した新作ポートレイト映像を発表する。

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IAFT15/16のラストを飾るのは、2名のアーティストによる世界の偏在性を巡る「人工的」な映像展示です。
映像は、単に視覚・聴覚的に現実に近いだけでなく、現実の時間を人工的に生み出します。
映像において、過去は編集され、新たな現在として眼前に現れますが、その瞬間に再び過去へと回帰します。 このような映像の構造が連続的に生み出す瞬間瞬間が、現実の「見ている時間」である現在と直接的に関係を持つことにより、映像が新たな現実世界となるのです。

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<関連イベント>
PERFORMANCE
「人の上に人を造らず:Bar Drama vol.5」
“Does not create one man above another man:Bar Drama vol.5″
韓成南作品 [計2日間:3回公演]
2月14日[日] 19:00〜/
2月21日[日] 15:00〜/19:00〜 ※アフタートーク【韓成南×徳永京子(演劇ジャーナリスト)】

February 14th[Sun] 19:00– / February 21st[Sun] 2016 15:00– / 19:00– [2 days:3 performances]
Details→http://i-a-f-t.net/bar-drama-vol5/